飲めない、使えない・・赤くにごる川の水
中国情報局 NEWSより 2008/2/26
(抜粋記事)
「飲めない」「使えない」・・・赤くにごる川の水―湖北
楚天都市報によると、長江の支流の漢江の水が赤く濁り、24日午後から下流の湖来た省潜江市、 監利県で水道の取水ができなくなった。このため、住民20数万人と農業への影響が出ている。
監利県新溝鎮の水道局長によると、24日午後4時ごろ、取水地点の水が赤濁し大量の泡が浮かんでいるのを発見。 水質が基準に適合しないため、取水を中止した。このため、住民6万人が水道を使えなくなり、学校も休校した。
潜江市の環境保護局職員によると、同市でも水道用の取水を停止。住民20万人近くに影響が出ている。
最初に汚染が確認されたのは、興隆河、田関河などだが、同局が調べたところ、問題の水は漢江から興隆水門を通じて流れ込んでいた。 汚染源は不明で、長期間にわたり寒い日が続き、23日頃から気温が上昇したので、 漢江中で急速に雑物の腐敗が進んだ可能性もあるという。
漢江からの汚染された水は農業にも影響を及ぼしている。緊急措置として地下水をくみ上げ始めたが、 水質とコストの問題で長期間の使用はできないという。
投稿者 アクアス総研 : 2008年2月26日 14:29