地下水汚染で数千人中毒か
産経新聞 2008/1/25
(抜粋記事)
地下水汚染で数千人中毒か 中国・湖南省
湖南省辰渓県板橋鎮で硫酸工場から漏れた硫酸による地下水汚染で地元農民に大量の中毒が発生している模様だ。 同県の共産党委員会宣伝部は中毒が確認されたのは26人と発表したが、南方都市報は数千人が入院、すでに3人死亡と報じており、 被害は今後拡大する可能性がある。
24日付の同紙によると、12月下旬頃飲用水が黄色に変色していることに村民が気づき、県政府と地元環境保護当局に通報していた。 しかし同月7日発表の水質検査結果では、安心して飲用できる、との判断が示されていた。
1月中旬以降、この工場近くの村で奇病が発生。四肢に力が入らず、風邪に似た症状を訴える村民が続出し大量の入院者が出た。 鎮政府が事態を重視し再度、化学検査をしたところ地下水中に亜ヒ酸、スズなどが検出された。
投稿者 アクアス総研 : 2008年1月25日 13:00