自宅の貯水槽、見てみよう
朝日新聞掲載の「生活面」、気になる飲み水シリーズ第2回。
暮らしの水についてのショッキングな問題「貯水槽管理」について、
朝日新聞掲載の一部を抜粋してご紹介いたします。
朝日新聞より 2007/8/28掲載
(抜粋記事)
要注意の貯水槽は?
法規制の無い10立方メートル以下の貯水槽の
点検率はわずか3%。内部が汚い場合もある。
「危ない」貯水槽はどこにあるのか。
まず、小規模貯水槽がある集合住宅の規模は
20~30戸以下だ。そして、建物の建築年が
74年以前なら要注意といえる。
75年の法改正で、貯水槽を設置する際、
外壁全てを点検可能な構造にすることが義務
付けられた。だが、74年以前の建物の場合、
地下に埋め込んでいるケースが多い。
壁を外から見れず、ひび割れができ汚水や
雑菌が入っても気づきにくい。
一度、自分が住んでいる建物の貯水槽を見て
みよう。外側からでもいい。
上部がこのはやコケに覆われていたり、近くに
ゴミが溜まっていたりすれば黄色信号だ。
外側の管理に無頓着な所有者なら、内側も汚
いと疑った方がいい。
どこにあるの貯水槽?
建物の1階で貯水槽や受水槽とかかれた立方体の容器。見当たらなければ、おそらくは地下室。
どこに注意すればいい?
所有者や管理組合に、見せてもらえるよう頼んでみよう。すぐに応じてもらえないようなら、
清掃管理していない可能性が高い。
また、空き家の多い建物や、シーズンオフのリゾートマンション、入居者の減った社宅などは
貯水槽の管理が行き届いていないケースが高いそうです。