鉛(浄水器用語)
鉛とは、
蒼白色の柔らかい金属で、空気中で容易に酸化されて表面が錆、
いわゆる鉛色となります。
鉄などと比べ腐食が内部に進みにくく、柔軟性が高いことで
曲げるなどの加工がしやすかった為、水道配管の材料によく
使われていました。
現在水道水中に検出される鉛の多くは、使用している鉛管からの
溶出によるものです。
なお、平成元年六月二七日、国の通知
(給水管等に係る衛生対策について衛水第一七七号)により、
鉛管の使用が禁止されました。
この事から平成元年以降に建築された家屋や増改築に併せて給水管の
引き替えを行った家屋では、鉛管が使用されている可能性はまずありません。
投稿者 アクアス総研 : 2007年7月27日 17:30