硬水(浄水器用語)
硬水とは、
硬度の高い水のことです。
水の硬度を決めるのは、水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンの
量によります。
この二つのイオンが多ければ硬水、少なければ軟水となります。
日本では一般的にこの硬度が100以上の水を硬水、100未満の水を軟水と
呼んでいます。日本はおおむね軟水です。
硬度は水の味に影響を与え、硬度が高いと口に残るような味になり、
硬度が低いと淡白な味になります。
硬水は洋風の煮込み料理にむいています。
お肉の臭みを抑えたり、アク汁を取りやすくするので、
肉を使った煮物や鍋物に適しているといわれています。
高置水槽(浄水器用語)
高置水槽(高架水槽)とは、
集合住宅やビルなどの中高層の建物で、屋上などに
設置し水を貯める水槽(容器)のことをいいます。
一度に大量の水が使用されることから、水道本管の水圧だけでは
不十分になることや吐水量が低下することがあるので、
水道本管から受水槽にいったん水を受け、ポンプで高置水槽に
水をあげて高置水槽から給水を行います。
重力を利用して各戸に給水する為、タンクに貯留された水は
断水・停電時でも、利用可能という大きなメリットもあります。
硬度(浄水器用語)
硬度とは、
水の中に含まれるミネラル類のうち、カルシウムイオンとマグネシウムイオンの
合計含有量を数値化したものです。
硬度は水の味に影響を与えます。
硬度が高いと口に残るような味になり、硬度が低いと淡白な味になります。
また、硬度が高すぎると、胃腸を害して下痢を起こす場合があります。
なお、カルシウムとマグネシウムの含有量が比較的多量である水を硬水、
少ないものを軟水と呼びます。
高度浄水処理(浄水器用語)
高度浄水処理とは、
通常の急速ろ過方式では、十分に処理出来ない臭気物質や
トリハロメタンなどを処理するために、急速ろ過方式の他に
追加して導入する浄水処理のことです。
高度浄水処理の方法としては、オゾン処理法、活性炭処理法、
生物処理方法などがあり、原水の状況によってこれらの処理方法が
単独又はいくつかの組み合わせによって行われています。
混合水栓(浄水器用語)
混合水栓とは、
キッチンや洗面所、浴室などの1つの水栓で、水と湯を混合し
温度を調節して吐水する水栓金具の事です。
水と湯のそれぞれの量を調節することで、温度を調節します。
また、シングルレバー式、ツーバルブ式、サーモスタット式などが
あります。
◆シングルレバー式水栓
レバー1つで吐水、止水、水量、温度調整ができる水栓。
レバーを上下に動かすことにより、吐水、止水、水量調節ができ、
左右に動かすことで温度調整ができる。
キッチンでよく用いられています。
◆ツーバルブ式水栓
湯と水それぞれのハンドルによって水量と温度調整をする水栓。
それぞれのハンドルで温度調節する為、調節が難しい。
◆サーモスタット式水栓
温度調節機能であるサーモスタットを内蔵した水栓。
温度調節用のハンドルが付いています。
水と湯を混合して設定した温度に近い湯を出せる。
雑用水(浄水器用語)
雑用水とは、
飲用以外の目的で使用される水のことで、主に
洗浄や散水などの目的で使用される水のことを言います。
また、井戸水、雑排水を再処理したものを利用します。
酸性水 (浄水器用語)
酸性水とは、
ペーハー値が7以下の水の事です。
水道水を電気分解することにより、得ることができます。美容水として使われます。
残留塩素 (浄水器用語)
残留塩素とは
水道水の安全確保のために投入された塩素の事で、水道水中に
残留するすべての有効塩素(消毒の効果がある塩素)を指します。
なお、全残留塩素とも呼びます。 全残留塩素は、
遊離残留塩素と結合残留塩素の2種類に区別されますが、
単に残留塩素と言った場合、遊離残留塩素の事を指します。
水道法では、給水栓における水が遊離残留塩素0.1ppm以上
(結合残留塩素の場合は0.4ppm以上)を保持するように、
浄水施設で塩素消毒することを定めていますが、塩素消毒により、
塩素臭やトリハロメタンなどの有害物質が生成されてしまう事が
近年指摘されています。
次亜塩素酸(浄水器用語)
ジェオスミン(浄水器用語)
ジェオスミンとは、
河川の富栄養化によって異常繁殖する植物プランクトン(藍藻類や放線菌)が
作るカビ臭物質で、水道の異臭味障害原因物質として2-メチルイソボルネオールと
共に知られています。
極小量でもかなりの悪臭を放ち、水1リットルにわずか1億分の1グラム程度
含まれただけで、カビ臭い臭味をつけると言われています。
通常の急速ろ過方式で除去するのは困難で、活性炭、オゾン、生物処理の1つ
あるいはその組み合わせで、除去することができます。
(高度浄水処理法では分解 ・除去することが可能)
カビ臭が水道で問題になってから既に40年以上にもなり、世界各地で広く
発生しているものの、健康に影響を与える等の問題は起っていないようです。