用語集(あ~さ行) / 水・知・識

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機能水(浄水器用語)

機能水とは、
通常の水と比べて何らかの活性を持った水のうち
「再現性のある有用な機能を持った水」の総称です。

機能水には、科学的根拠が明らかにされたものとそうではないものが
存在します。

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逆止弁(浄水器用語)

逆止弁とは、
液体や気体の配管に取付け、流体を一方向に流し、
逆方向には流さない働きを持つ逆流防止弁の事です。
また、チェックバルブやチャッキ(弁)と呼ばれます。

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逆洗(浄水器用語)

逆洗とは、
通常のろ過をする流れとは、逆の方向に水を流して、
浄水器内部(ろ材)に蓄積した濁物質を排出する事をいいます。

また、逆洗浄ともいいます。

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逆浸透膜(RO)浄水器 (浄水器用語)

逆浸透膜浄水器とは、
水は透過するが、水に溶け込んでいる物質はほとんど透過しない選択的な性質を
もった膜のことを浸透膜(半透膜)といいます。

物質等が溶解して汚染されている水ときれいな水の間をこの浸透膜で仕切ると、
きれいな水が汚染された水の方に自然に透過移動し、汚染されている水の水面が
自然に上昇します。

この水位差を浸透圧といい、この原理の逆に汚染されている水の方に圧力を加え、
きれいな水のみを透過させる方式を逆浸透膜方式といいます。

この逆浸透膜方式を採用した浄水器を逆浸透膜浄水器(RO浄水器)と呼びます。
 ※RO:Reverse Osmosis
 
逆浸透膜浄水器は、全量ろ過方式のように入れたものがすべてろ過される
ろ過原理とは違い、浸透圧により水分子のみが浸透する方式なので、
不純物などを含んだ汚れた水は、膜面を透過できずに排出されるので
少量ずつしかろ過できません。
なお、1日にろ過できる量については、造水率や造水量で確認する事が出来ます。

 例)
 「造水量500リットル/日 造水率60%」の逆浸透膜浄水器の場合
 1日にろ過出来る最大量は、500リットル(60%)になり、
 500リットルを得るために、廃棄水が333リットル(40%)でる事になります。

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給水栓(浄水器用語)

給水栓とは、
水道設備の末端部に取り付けられる開閉吐水器具の事です。
簡単に言うと蛇口です。

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急速ろ過方式(浄水器用語)

急速ろ過方式とは、
取水口より取り入れられた原水より、土砂や細かなゴミ等を沈め取り除き、
次に擬集剤などの薬品を注入して細かい粒子をかたまりに(凝集)させ
可能な限り沈殿させた後の上澄水を、砂を敷き詰めたろ過層によってろ過を行い
塩素消毒にて浄水処理をする方法です。

短時間で効率良く浄水処理を行うことができ、ろ過を急速にすることから
「急速ろ過」とよばれています。
戦後に広まった浄化方法で、細菌の除去など衛生的安全性に関して
塩素消毒に頼っています。

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共有スペース(浄水器用語)

共有スペースとは、
マンションやアパートなど入居する方々が共有するスペースの事です。
共有部分と呼ばれる事もあります。

エントランス、廊下、階段、エレベーター、パイプスペース、
ベランダ・バルコニー、屋上、専用の庭などのスペースを指します。

なお、分譲・賃貸に係わらず、上記部分は共有スペースとしている
マンションやアパートが殆どです。

また物件によっては、建物の外観や美観の統一を図る目的で
玄関ドアや窓サッシも共有部分と位置づける場合もあります。

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クリプトスポリジウム(浄水器用語)

クリプトスポリジウムとは、
乾燥・凍結・熱などに弱い単細胞の寄生性の原虫です。

近年飲料水による水系感染が問題となりました。
ヒトへの感染では幼児の感染率が高く夏期に多発します。

通常の水道水は塩素消毒して、細菌やウイルス等の微生物を死滅させています。
しかしこの原虫は、寄生前は殻(オオシスト壁)で覆われており、
大腸菌の約69万倍も塩素抵抗性があるといわれ、塩素消毒では死滅しません。

また、口から入った細菌の場合、胃液により大半は死滅しますが、
クリプトスポリジウムの場合、胃液でも死なないため1個摂取しても感染、
発症する可能性があります。

最も簡単な消毒法は原虫に汚染された飲料水を数分煮沸することです。

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結合残留塩素 (浄水器用語)

結合残留塩素とは、
モノクロラミン、ジクロラミン、トリクロラミンなどの窒素と結合した塩素
または様々な物質と結合した塩素の総称です。

水にアンモニアなどが含まれていると塩素消毒剤とアンモニアが反応して生成します。

結合残留塩素にも多少殺菌力がありますが、殺菌力よりも汚れの指標としてみられます。

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減圧弁(浄水器用語)

減圧弁とは、
2次側圧力を減らす弁(バルブ)の事です。
1次側から通過する流体の圧力を減圧弁によって一定の圧力まで
減圧調整し、2次側へ適性の圧力で流体を送る場合などに使用します。

しかし、1次側の圧力が変動すると減圧弁を通って出てくる
2次側圧力も変動してしまいます。
このような現象を回避する為には、1次側の圧力変動に対して
2次側の調整圧力が殆ど影響しない「精密減圧弁」を使用します。


※1次側 2次側

 ある基点に対しての入り側(1次側)と出側(2次側)の事を指します。
 設備機器を基点にする場合、IN側(1次側)OUT側(2次側)と
 表現する事もあります。

 減圧弁を基点にする場合は、入り側経路を1次側、
 出側経路を2次側と表現します。
 
 また、水道で考える場合、1次側とは水道メーター器の入り側、
 つまり水道本管側(行政管轄)を指し、
 水道メーター器以降の給水配管(個人管轄)を2次側と指します。


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