総トリハロメタン(浄水器用語)

総トリハロメタン(浄水器用語)

総トリハロメタンとは、
発ガン性を考慮して水道水質に関する基準に初めて入れられた物質で、
水道水の消毒に伴って非意図的に生成される消毒副生成物です。

消毒副生成物である、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、
ジブロモクロロメタン、ブロモホルムの4つの合計量を
総トリハロメタンといいます。

総トリハロメタンという物質は、浄水処理過程で使用される消毒用の
塩素と水中のフミン質等の有機物が反応して生じ、
水温が高いほど、塩素処理後の時間が長いほど
生成されてしまいます。

浄水場による消毒の過程でその副生を避けて通ることの出来ない
総トリハロメタンですが、発がん性の疑いがある物質としてクローズ
アップされています。

なおこの総トリハロメタンは、水道法に基づく水質基準項目の中で、
「0.1mg/リットル以下」と基準が定められています。

家庭用の浄水器で除去することが出来ますが、必ず定期的な
カートリッジの交換が必要となります。


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投稿者 アクアス総研 : 2007年7月29日 10:00

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