純水 (浄水器用語)
純水とは、
「不純物を含まない水」という意味です。
つまり、水に溶存しているもの全てを限りなく取り除いた水の事です。
なお、理論上、純度100%の水を超純水といいます。
飲用については、そのまま飲用できますが味はしません。
水の味を左右するものは、水に含まれるミネラルなどによるものです。
純水は味に関与するミネラル分も含まれていませんので、
味が無いのは当然です。
純水は、主に化学分析などを行う時、ビーカーなどの器具の洗浄や
試薬の調製にもちいられます。
器具を洗うのであれば、水道水で充分と思われるかも知れませんが、
精密な分析を行う場合、例え少量でも不純物(ミネラル等)が含まれていると
影響を及ぼすことがあるからです。
また、近年では純水を用いて、飲用水として人為的に調整されたミネラルを
添加した、ミネラルウォーターも販売されています。
投稿者 アクアス総研 : 2007年7月29日 14:30