炭酸水って二酸化炭素入りの水!?
爽快な口当たりとシュワっと感が特徴の「炭酸水」
美容や健康に効果があると注目され、また、お酒の割り物として人気を呼んでいます。
最近では、自宅で簡単に炭酸水が作れる炭酸水メーカーなるものも人気だとか...。浄水器やミネラルウォーターを使って炭酸水を作るとさらにおいしくできるのだとか...。
そんな炭酸水ですが、実は二酸化酸素(炭酸ガス)が溶け込んだ水ということはご存じでしょうか。
炭酸水メーカーは二酸化炭素を水に溶け込ます装置なんです。
しかしながら、二酸化炭素と聞くと地球温暖化問題から「温室効果ガス」という悪者に見えてしまうもの。
そこで調べてみると、、、
炭酸水やドライアイスなどに使う炭酸ガスは、石油化学などの副生ガス(余分なガス)をゴミにせず回収し、液化炭酸ガス・ドライアイスに適するように精製したガスだそうです。
本来、大気に放出される余分なガスを回収し、有効利用しているのです。
【意外と知らない炭酸ガスの使用用途】
加圧剤、消火剤、冷却用、鋳造用、アルカリ排水の中和処理用、炭酸飲料、お菓子類、人工炭酸泉、促進栽培施肥(温室栽培やアクアリウムのCO2として)など、様々な分野で広く使われています。
また、
飲食店や飲み屋さんで一度は目にしたことがあると思いますが、飲料サーバー付近に配置された緑の大きなボンベ(通称ミドボン)も炭酸ガスが充填されていて炭酸に使用されています。
身近なところでは、家庭用炭酸水メーカーのボンベ(カートリッジ)が思い浮かぶのではないでしょうか。
「二酸化炭素」と聞くと反射的に悪者とレッテルを貼ってしまいそうですが、実は様々なところで活躍している物なんですね。