「世界水の日」をご存じですか
水の大切さを考える日
毎年3月22日は「世界水の日」です。
1992年6月、ブラジルで開催された地球サミット(地球と開発に関する国際連合会議)で、「世界水の日」を制定するよう勧告され、その年の12月に開催された国連総会本会議において、1993年から毎年3月22日を「世界水の日(World Day For Water またはWorld Water Day」とすることが決まりました。
この日は、水資源の開発・保全やアジェンダ21の勧告の実施に関して普及啓発を行う日とされています。
世界では、汚れた水を飲んで命を落とす人、小さな子供が学校にも行けず水汲みをしなければ生きてはいけないなど、安心安全な水が利用できない環境の中で暮らしている人がいます。
こういう状況を知ってもらうためにも、毎年「世界水の日」には世界中の様々な国で 水の大切さを知ってもらうための会議やセミナー、イベントなどが開催されています。
また、日本では毎年8月1日を水の日としてこの日から1週間(8月1日~7日)を水の週間として、水に関する様々な啓発行事が毎年開催されています。
→アクアス総研「水・知・識」 あなたは「水の日」をご存じですか?
https://www.aquas5.com/knowledge/32/002720.php
今、世界に蔓延する新型コロナウイルスの感染拡大の大切な予防法のひとつは「手洗い」ですが、これにも安全できれいな水は不可欠です。日本人にとって身近に安全できれいな水があるのが当たり前ですが、世界の水事情に思いを馳せ、水について考えてみてはいかがでしょう。
※参照サイト
国土交通省 https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000013.html
ウォーターエイドジャパン https://www.wateraid.org/jp/get-involved/blue4water2020
ユニセフ https://www.unicef.or.jp/news/2019/0043.html