人気ビーチリゾートが閉鎖!?
深刻な汚染問題が原因
ホワイトビーチで知られるフィリピンのボラカイ島。
過去には世界のベストビーチ10にも選ばれたことのある世界では非常に有名なトップリゾート地です。
実はこのボラカイ島、以前から汚染問題が深刻に、、、。
一体何が起きているのでしょうか!?
フィリピン政府は今月26日から最大で半年間、
中部・ボラカイ島への観光客の立ち入り禁止を決めた。
約4キロ・メートルに及ぶ白い砂浜が人気の同島は、
米旅行専門誌が選ぶ2017年の「世界最高の島」ランキングで3位。
年間の観光客数は約200万人で国全体の観光収入の約2割を稼ぐとされる。同島では、観光客目当ての違法建築が増え汚水の垂れ流しなどで海水汚染が拡大。
今年2月に現地視察したドゥテルテ大統領は「まるで汚水ためだ」と非難。
大統領の命令に基づく調査では、観光施設のずさんな対応が明らかになった。
2018年4月5日付
YOMIURI ONLINEより 一部抜粋
この問題は、ホテルなど施設の汚水を適切に下水処理を行わず、
直接海に流していることやゴミの不法投棄などが主な原因。
ボラカイ島以外でも、東南アジアで人気のリゾート地が
相次いで一時閉鎖に追い込まれる事態になっています。
大勢の観光客が押し寄せ、環境汚染や生態系への影響が深刻化していることが理由で
どこも楽園とは名ばかりの環境に成り下がってしまいました。
もちろん閉鎖となれば、観光産業への打撃も大きいですが、
それよりも政府は環境保護を優先する姿勢を強めているようです。
輝く白い砂浜と青く透き通る海。
いつまできれいなままで存在し続けるものでもなくそこには「保護」で
人間が守り続けなければならないのです。
この閉鎖をキッカケに、早急に環境保護へ取り組みが行われ、
世界に誇る美しい自然が次世代に受け継がれることを願います。