水のペットボトル販売禁止へ
衝撃的なタイトルですが 、アメリカグランドキャニオンでのお話。
米アリゾナ州の世界遺産、グランドキャニオン国立公園で、
ペットボトルの水販売を禁止する、と米国立公園局が発表した。
これは園内から出るごみ約2割が使い捨てボトル(米国立公園局による)であること。
地域の特色でもある気候、暑さと乾燥から、訪れる年間約450万人もの観光客が
水を大量消費することから、このごみが景観や環境を損なうと問題になっていたため。
ペットボトルに代わり、無料で詰められる水ステーションを園内に設置するという、
大きな策に出た。費用は10カ所で約29万ドル、日本円で約2250万円という。
すでにハワイ火山国立公園が同様の禁止に踏み切っているが、
グランドキャニオンでは2010年後半、米国立公園局が禁止案をいったん却下。
今回の実施に至る。
(2012年2月10日 朝日新聞参照)
投稿者 アクアス総研 : 2012年2月20日 13:48