津波のヘドロを土木建設用の土に!!
東日本大震災の復興が急がれる中、
津波による「がれき」や「ヘドロ」の撤去は
大きなテーマであるよう。
どこかに運ぶにしてもその量は膨大な上に
放射性物質の心配までも出てくる。
材木等はチップにして建設材に...と
地元で活用できるものへと
様々な研究と実施がすすめられているようだ。
そのなかでも津波で沿岸にたまった「ヘドロ」の
再利用法の実証実験が仙台市内で始まっている。
環境省の推計では、
ヘドロは被災6県で最大計3千万トンにのぼる。
再利用にはヘドロに含まれる多量の水分や木片、
ビニールなどのゴミを取り除く必要があるが、
製鉄所の副産物として出る「鉄鋼スラグ」を原料とする
改質材や石灰をヘドロに加えてからゴミなどを取り除くことで、
普通の土の2.5倍の強度を持つ土木建設用の土に変えることが出来、
これを震災で壊れた防潮堤や高台の復旧への活用を目指している。
(参照記事)
朝日.COM 2011/9/15
http://www.asahi.com/eco/TKY201109140540.html
投稿者 アクアス総研 : 2011年9月16日 10:24