13.5メートルで日本一!
13.5メートルで日本一!
13.5メートル。
何の長さかを知ったら「短い」と思ってしまうもの。
ジンベイザメの記録された最大個体が13.7メートルと言われていますが、こちらは「長い」または「大きい」と思う人が多いはず。
似たような長さでも、ほとんどの人が「短い」と思うものそれは、和歌山県にあるものです。
そして、お魚1匹分の長さのものが、日本一の称号を持っていると言ったらどうでしょう。
驚きますよね。
当然ですけど「水に関連」しています。
13.5メートルの正体は、『ぶつぶつ川』
(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白を流れる二級河川)
ぶつぶつ川は「河川法で定められた河川の内、国内で最も短い河川」。
日本国内の河川は河川法により、
1級河川(管理者が国)109水系 14048河川
2級河川(管理者が都道府県)2711水系 7078河川
準用河川(管理者が市町村)2580水系 14322河川
※データは国土交通省平成26/4/30調べ
に分かれていますが、数あるこれらの河川のうち、最も短いのがぶつぶつ川なのです。
ちなみに、2番目に短いのが東町塩野川 15メートル(山形県最上郡真室川町を流れる準用河川)、 その次がホンベツ川 30メートル(北海道島牧郡島牧村を流れる二級河川)になるそう。
しかも、たった13.5メートルしかない河川の周りには、絶滅が心配されるような貴重な植物も発見されているとか。
大きいもの、長いものに目が行きがちですが、反対の短い、小さいに目を向けてみるのも面白いですね。