日本最大の面積を誇る「琵琶湖」
これって本当に湖なの!?
日本には数多くの湖があります。
その中でもずば抜けて大きく「日本一」の大きさを誇るのが琵琶湖。
今まで訪れたことのない人でも、おそらく日本人なら誰でも必ず知っていると思う湖です。
「まるで海!」。広すぎるがゆえに、初めて訪れた人が必ず言うのがこの言葉だそうです。
日本の湖広さランキング(参考:国土交通省)
1位 琵琶湖(滋賀県)670.3km3
2位 霞ヶ浦(茨城県)167.6km3
3位 サロマ湖(北海道)151.9km3
4位 猪苗代湖(福島県)103.3km3
5位 中海(島根県、鳥取県)86.2km3
その広さは滋賀県の約1/6を占め、1周約250キロからも、相当の広さが想像できると思います。
また、広さのみならず貯水量としても日本一を誇る湖で、27?は日本の淡水の約1/3を占めると
言われています。「近畿の水がめ」という重要な役割を担い、近畿地方に住むおよそ1,400万人の生活を支えているのです。
琵琶湖の歴史をたどってみると、湖が形成されたのは、今からなんと約400万年~600万年前の
ことらしく、人類が誕生する前から日本にある偉大な湖なのです。世界にもたくさんの湖がありますが、バイカル湖やタンガニーカ湖に次いで成立が古い古代湖として知られているそうです。
日本一の広さを誇り、古代湖としても世界に名を馳せる「琵琶湖」。
多くの人々がその恩恵を受け暮らし、これからも安全に供給されるよう、私たち一人ひとりが
「資源は無限でない」ことを肝に銘じて、環境への意識を高めていく必要があるのです。