水のつく言葉=これは奥が深い!=
私たちの生活の中で水に関係する言葉を良く耳にします。
日本の文化や風習などによるものでしょうか。
水いらず、水をさす、水に流す、力水。。。。。
ことわざでは、水をえた魚、焼け石に水、魚心あれば水心。。。。
まだまだたくさんの言葉があります。
ところで、日本の国技、
相撲にもいくつか水のつく言葉が出てきますね。
◇力水(ちからみず)
大相撲における儀式の一つで、力士が土俵に上がったときに他の力士から渡される清めの水で、
神聖な土俵に上がる時に身を清めるためのものだそうです。
東は赤房下、西は白房下にそなえられた
手桶に用意されています。
呼び出された力士が土俵上で一礼し、
四股を踏んだ後に柄杓で力水をつけてもらい、
「力紙」で口や顔をふきます。
この様な作法を「力水をつける」と言って、
約1200年前の平安時代から続いているそうです。
◇水入り
十両以上の取り組みにおいて長時間の取り組みになり、疲労などのために取り組みに進捗が見られない状態になった際、
行司の判断によって取り組みを一時中断する事を言うそうです。
◇水引幕
吊り屋根の下に張り巡らされている紫色の幕のことで、幅120センチで相撲協会の「桜」の紋章が白く染め抜かれています。
その語源は、東西の力士が精力を尽くして勝負を争うと熱気がほとばしるため、水を表わす幕を張って土俵を沈めたところから「水引幕」
といったと伝えられているそうです。
相撲について調べてみましたが、水がつく言葉を捜してみると、まだまだ面白い言葉があるかも知れませんね(*^_^*)