あじさいの不思議
あじさいの花の色を不思議に思った事はありませんか?
あじさいの花は初夏(梅雨時期)に咲き、梅雨のうっとうしい気持ちを癒してくれます。
開花当初は、薄みどりですが、だんだんと白色になり、青や赤などに変わっていきます。
このためか、あじさいの花言葉は「移り気」「心変わり」なんて言われているようです。あじさいの花の色は土壌によってかわり、
酸性土壌では青が強く、アルカリ性の土壌では赤が強く出るようです。ちなみに白いあじさいの場合は土壌の影響は受けないようです。
一般に花と言われている部分は装飾花で、本来 の花は 中心部で小さくめだちません。花びらに
見える部分は萼(がく)で、西洋あじさいは全部が装飾花に変化しています。
あじさいはもともと集真藍(あずさあい)といわれていたようで「真の藍色が集まった花」というような意味があるようです。
また、先日あじさいの葉を食べて中毒症状を起こすというニュースがありました。飲食店で季節感を出すために添えられた葉を食べてしまい、
吐き気やめまいなどを訴えたようです。あじさいの葉やつぼみ、根は青酸配糖体と呼ばれる有毒を含み、胃の中の消化酵素と反応することで、
青酸(シアン)が生成され、中毒症状を引き起こすそうです。
間違えても食べないで下さいね。
あじさいの葉にいるかたつむりでさえあじさいの葉は食べないようです。
この時期、日本各地であじさい祭りが行われています。
きれいなあじさいを見に出かけてみてはいかがですか・・・。