エコラベルで環境保護
あなたが製品やサービスを購入する際の判断基準は何でしょうか?
品質? それとも価格?
判断のひとつとして、グリーン購入があります。
例えば、コピー用紙は再生紙を、洗剤は詰め替え可能なものを買うなど、
必要性を十分考慮し、環境負荷の少ないものを選んで購入することです。
グリーン購入の選択基準のひとつとして、環境に配慮した商品に表示される
エコラベル(環境ラベル)を参考にすることができます。
エコラベルといっても様々な種類のものがあり、消費者の混乱を防ぐため
エコラベルの標準化を進めているISO(国際標準化機構)では以下の3種類
に分類しています。
タイプⅠ 第三者認証
:中立公平な第三者実施機関が製品のライフサイクルを考えた基準に基づき
認定し、シンボルマークで表す。日本ではエコマークが該当します。
http://www.ecomark.jp/
タイプⅡ 自己宣言
:企業が自らの責任において自社の製品やサービスの環境配慮を独自に主張
タイプⅢ 環境情報表示
:製品の製造から使用、廃棄に至るライフサイクルの各段階で環境負荷の
データを定量的に表示
ひとつ例をあげてみましょう。持続可能な漁場で獲られた水産物に認められ
る証としてMSC(海洋管理協議会)認証制度があります。
日本では海のエコラベルと呼ばれています。
る証としてMSC(海洋管理協議会)認証制度があります。
日本では海のエコラベルと呼ばれています。
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MSCの定義は、「資源を枯渇させない」「海の生態系や多様性を維持する」
「法律を順守する」という3つの原則に基づいています。
さらに流通、製造、加工に至る全ての過程でCoC(流通加工管理)
認証(MSC認証製品と非認証製品の混入を防ぐための仕組み)を受ける
必要があります。
こうして消費者は、環境配慮され、トレーサビリティーが確保された製品を
購入することができるのです。
「法律を順守する」という3つの原則に基づいています。
さらに流通、製造、加工に至る全ての過程でCoC(流通加工管理)
認証(MSC認証製品と非認証製品の混入を防ぐための仕組み)を受ける
必要があります。
こうして消費者は、環境配慮され、トレーサビリティーが確保された製品を
購入することができるのです。
水産物に限らず、エコラベルには様々な種類があります。
環境に配慮された製品を選択することは環境保護活動の一歩です。
買物時にはエコラベルを参考にしてみてはいかがでしょうか?
しかし、いくらエコラベル表示製品でも必要の無いものまで購入して
しまっては意味がありませんのでご注意を!
しまっては意味がありませんのでご注意を!
投稿者 アクアス総研 : 2012年7月 2日 09:53